「危険なビーナス」の登場人物の一人・矢神波恵は、現当主である康治の実妹。
兄である康治に変わって莫大な矢神家の遺産を管理している人物です。
寝たきりであり、余命いくばくもない康治の看病をおこなっています。
明人のフィアンセであると名乗る楓を誰よりも怪しんでおり、矢神家へ並々ならぬ思いがあり、怪しい人物の1人です。
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「危険なビーナス」矢神波恵の怪しいポイント
現当主である康治が病気となってしまい、寝た切りとなってしまっていることから康治に変わり実妹である波恵が、矢神家のすべての財産の管理を行っている状態であります。
康治に対し今後は一任して矢神家の財産の管理を任せてほしいと懇願するも明人を待つようにと促されてしまいますが、康治の体調が思わしくないことから、矢神家の莫大な財産の相続についての議論を行うために会議の場を設けます。
しかし、次期当主であり莫大な遺産の相続人とされている明人の姿はなく、代理として矢神家を訪れたのはまだ籍を入れていない明人のフィアンセと名乗り何とも怪しい楓が訪ねてきたのです。
そんな楓に対し、疑いの目を向けながらも親族会議への参加を許可するも、実は秘密裏に矢神家の執事である君津を使って楓についての調査を行っており、何を考えているのか読むことができず、
誰にも矢神家の財産を渡さないと言う並々なら闘志をむき出しにしており、何とも見えないミステリアスな雰囲気から怪しさ満点な人物です。
「危険なビーナス」矢神波恵の結末までを原作からネタバレ
ここからは原作小説のネタバレが含まれるため、ドラマしか見ておらずネタバレを知りたくない方は絶対に読み進めないでください。
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現当主であり実の兄である康治の実の妹とされている波恵。
病気となり床に伏してしまった頃から兄の康治に変わり、実質矢神家の莫大な遺産の管理を行っているのは波恵であったことから、兄の病状の悪化を考慮し矢神家の行く先を心配した波恵は、財産の管理を一任するようにと提案しました。
しかし、康治は次期当主であり、莫大な遺産の相続人である明人の帰りを待つようにと言われてしまいます。
親族の緊急招集を行うも姿を現さない明人に対し、疑問を抱く波恵でありますが、明人の代わりに親族会議に出席したいとフィアンセである楓が現れたのです。
突然現れた楓に対して疑いの目を向けていまいましたが、明人からの伝言を聞き穏やかでない浪恵の姿があります。
そこへすかさず矢神家へ養子としてやってきた佐代や勇麿らから様々な提案や策略を持ってきますが、矢神家を守ることを第一と考えており、ちょっとやそっとのことでは靡かない波恵であります。
明人が行方不明とされ誘拐された事件の真相が明らかとなって後、兄である康治がこの世を去り、床に伏してからというもの面倒を診てきた浪恵。
無事に兄を送り出しことにより、ようやく背負っていたもののから解放され肩の荷が下りた波恵だったのです。