「危険なビーナス」の主人公である矢神楓。
彼女は明人の妻と名乗り、明人の異父兄弟である伯郎に近づいて矢神家をかき回しているわけですが、
何かと謎な部分が多く、怪しい人物の1人でもあります。
そこでこの記事では、
・楓は本当に明人の妻なのか?
・彼女が伯郎に近づいてきた理由とは?
・楓は最後、どのような結末を迎えるのか
といったついて、原作のネタバレを元にまとめていきます。
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「危険なビーナス」楓の怪しいポイント
「危険なビーナス」の主人公である矢神楓ですが、彼女には怪しい点がいくつかあります。
まず、本当に明人の妻なのかどうかということ。
物語の中では伯郎は完全に彼女のことを信じきっていますが、楓が妻であることを確証できるような描写はありませんし、
明人の家に楓との写真があるのも、伯郎を信じ込ませるために作った偽物である可能性だってあります。
次に、伯郎や矢神家の人間への接し方がいかにもあざとく、胡散臭い。
楓が言うように、本当に行方不明になった明人を探すのが目的だとはとても思えません。
・彼女には本当は何か別の目的があるのではないか?
・そもそも、本当に明人の妻なのか?
このような疑惑が湧き上がってくるわけです。
「危険なビーナス」矢神楓の原作ネタバレ
ここからは原作小説のネタバレが含まれるため、ドラマしか見ておらずネタバレを知りたくない方は絶対に読み進めないでください。
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父である康治(栗原英雄)の危篤の知らせを受け、仕事先であったシアトルから緊急帰国をすることとなった伯朗の弟である明人。
空港についたタイミングで刑事から声をかけられ、捜査に協力してほしいと協力要請をされます。
協力要請を承諾することとした明人でありますが、そのあることを依頼した刑事こそ、明人の婚約者と名乗っていた楓でありました。
楓の正体は、明人の婚約者というのは真っ赤の嘘で潜入捜査官だったのです。
ネットの掲示板に投稿された明人の誘拐計画を阻止し、実行犯である黒幕に迫り捕まえるべく動いていたのでした。
依頼の受託をした明人でありますが、実行犯逮捕に協力する見返りとして、16年前の母の不審死事件についての再捜査を依頼するのでした。
その後、警察は誘拐の実行犯に成りすまし、犯人とメールでのやり取りを開始。
誘拐の完了メールを受け取った犯人は、明人が警察の保護されているとは夢にも思わず、ほくそ笑むのでした。
警察は捜査を行うも犯人に近づくことが出来ずにいましたが、ひょんなことから自らが犯した罪を甥である伯朗にカミグアウトしたをきっかけに、
誘拐事件並びに16年前の母の事件は解決へと向かっていきます。