北村一輝の演技力【上手い?下手?】評価や役者としての魅力

現在に至るまでの映画やドラマの出演作品を挙げれば、キリがない北村一輝さん。

北村一輝さんはどんな役を演じたとしても一度見たら忘れられないほどのインパクトのある俳優さんだと思います。

 

良い人の役でも悪い人の役でも、演じ方に個性がありますし、端正なお顔立ちではありますが、「正統派」ではなく、かなり印象に残るルックスをしておられますし、声にも特徴があります。

俳優さんに疎く、あまりテレビを見ない人であっても、北村一輝さんの顔を見た記憶がないという人はほとんどいないのではないかと思われます。

 

今回は、そんな北村一輝さんの役者としての一面にスポットを当てていきます。

北村一輝さんの演技力に関しては「上手い」という意見も「下手」という意見もありますが、果たしてどちらの評価が正しいのか、役者としての魅力とともに見ていきます。

 

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北村一輝の役者としての魅力

 

北村一輝さんはセクシーな雰囲気が漂う濃い顔が最大の武器であり、顔だけで人を惹きつけてしまう不思議な魅力がありますが、もちろん魅力はお顔だけではありせん。

北村一輝さんの魅力をいくつかの項目に分けて紹介したいと思います。

 

①徹底した役作り

北村一輝さんの役作りは常軌を逸していると言われています。

北村一輝さんがまだ前の芸名「北村康」として活動されていた頃、映画「鬼火」で、ゲイバーのママ役を演じたのですが、ゲイについて勉強するためにゲイバーに通ったのだそうです。

 

しかし、当時は無名だった北村一輝さんにゲイバーに何度も通うお金があるわけはなく、新宿二丁目の通りに立って声をかけられるのを待ち、その人にゲイバーに連れていってもらっていたと言います。

ひとつひとつの役を演じるための準備がかなり入念だという北村一輝さん。

 

カメレオン俳優であるために並々ならぬ努力をされています。

 

②色気

北村一輝さんにはなんとも言えない独特の色気があり、どんな役を演じたとしてもどこか妖艶であり、惹き込まれてしまいます。

 

ドラマ「昼顔」では、北村一輝さんの色気が、どストーレートに出ていて、全国の女性をドキドキさせましたが、
そういったわかりやすい色気のある役だけではなく、北村一輝さんは役柄に応じてさまざまな種類の色気を見せてきます。

 

ミステリアスだったり不気味だったり、影や哀愁があったり、北村一輝さんが出演すると脇役であっても、主演以上の人気キャラクターになってしまうことも少なくありません。

 

③濃い顔

やっぱり顔ですよね。(笑)

流行は塩顔かもしれませんが、北村一輝さんを見ていると濃い顔も悪くないなと思えてきます。

そんな北村一輝さんはハーフではなく純日本人なのですが、お母さんは沖縄県出身なのだそうです。

 

そんな北村一輝さんが濃い顔を活かしてゲットした役は、「テルマエ・ロマエ」でのローマ人役ですね。

何の違和感もないローマ人であり、彫刻のような美しい顔立ちにうっとりしながらも、そのハマりっぷりに笑ってしまいました。

 

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北村一輝の演技力の評価/上手い?下手?

北村一輝さんの演技力に関しては言うまでもなく、上手いとされていると、思われますが、「北村一輝 演技」で、検索してもキーワードがヒットすることはありませんでした。

 

上手いという評価について

『シグナル 長期未解決事件捜査班』で、北村一輝さんが演じた(大山剛志 役)の評価をみていきましょう。

 

「過去と現在を行ったり来たりする設定上、出番が飛び飛びになってしまいますが、そんなことは気にならないくらい毎回素晴らしい演技を見せてくれたと思います。クールな役が似合う役者さんという印象がありましたが、今回のような正義感が強い熱い役がとても似合いますし、若さゆえの真っ直ぐさや感情的になって突っ走ってしまう青臭い一面も、血気盛んな表情や飛びかからんばかりの勢いある芝居で見事に表現していたと思います。」

 

「今回の役柄的に、実年齢より若い人を演じているように見えたので、ちょっと若い演技は無理があるかなーと感じることもありましたが、仕事に一筋で情熱あふれる演技は、さすがだなと思いました。特に、自分のとった行動が原因で、若い女の子を死なせてしまったと悔し泣きするところは、見ている側にも無念さが伝わってきました。」

 

「一見こわもてなんだけど、北村さんて笑うと顔がクシャとなってすごく可愛いくて、そのギャップがまたタマラナイ。不正に手を染める上司に「使い捨てられる犬にはなりたくない」とぶっきらぼうに言う。キャリアも、コネもないけど、正義感だけはあまるほどある大山刑事が、バッチリ決まっています。」

 

「ひねくれた役や悪役のイメージが強い俳優さんだったんですが、新人刑事のような青臭さと真っすぐな正義感、犯人を捕まえるんだという大山の熱血ぶりが見事にハマっていて、北村さんの熱演が渡部さん演じる中本の悪役ぶり、ゲスぶりを際立たせているところも良いと思います。」

 

「犯人を追いかけていったはずなのに自分が犯人と思われてつかまっちゃったり、情熱とは裏腹にとんちんかんな行動が面白いです。でも目をかけていた子が被害に遭ったりすることが多くてそのたびによく泣くなあとちょっと気になります。」

 

 

続いて、『4号警備』で、北村一輝さんの演じた石丸賢吾役の演技の評価もみてみましょう。

 

「北村一輝さんは、どんな役になってもかっこいいし、素敵です。
あの濃いお顔、中肉中背の身体、どれをとってもパーフェクトですね。
今回はちょっとひ弱、というか慎重すぎる真面目な役柄でしたが、眼鏡姿の北村さんも最高でした。
ちょっと臆病っぽい感じの役もしっかりこなせていて、窪田正孝さんとのかけあいもとても面白かったです!」

 

「北村さんが、こんなに地味で冴えない普通すぎるキャラクターを演じると思いませんでした。いい意味でショックでした。今までは顔の濃さが生きる特異なキャラが多かったので、普通のおじさんの役もこなせる演技力の幅に魅力を感じました。」

 

「父親でもあり警備員なのに頼りないシシマル君が好き。娘が留学すると言った時にも、返す言葉もなくオドオドして威厳のない父親・犯人を追い詰め感情的になった朝比奈をなだめるシシマル、見ていて石丸の人物像が手に取るようにわかるのは北村さんの演技が上手いからだと思う。」

 

「初め、石丸の気の小さい役は北村さんには合わないじゃないかなと感じたのですが、さすが俳優さんですね、見ているうちに違和感を感じなくなりました。朝比奈と石丸は初め、あまりそりが合っていないのですが、だんだんいいコンビになってきてて、ふたりの掛け合いを楽しませていただいています。実際の窪田くんと北村さんはどうなのかなと気になります。」

 

下手という評価について

北村一輝さんの演技に関して、下手という評価を見つけることはできませんでした。

これだけたくさんのドラマや映画にでておられていますと、たまにはどうしても合わない役にあたってしまうこともあると思いますが、北村一輝さんの場合、そういうこともないようですね。

 

まあ非常に個性敵な俳優さんであるにもかかわらず、アンチ的存在もいないようです。

 

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まとめ

北村一輝さんは実はかなり遅咲きであったらしく苦労人だと言われています。

オーディションにも全然受からずにエキストラなどもやっていた時期も長く、マネージャーがおらず、その役割まで自分が担っていた時期もあるようです。

 

そんな長い下積みで得た経験が、北村一輝さんのお芝居の深みになっているのではないでしょうか。

北村一輝さんは、これからもいろいろな作品で活躍されることと思いますので、大いに期待しています!!

 

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