朝ドラ「なつぞら」でヒロインの相手役を演じ、国民的俳優となった中川大志さん。
中川大志さんは近年はCM出演も多く、映画やドラマにひっきりなしに出演されておられ、同世代の女性からは絶大な人気を誇っていましたが、
朝ドラに出演したことにより、大人の世代の視聴者からも受け入れられるようになりました。
今回は、そんな将来が期待される中川大志さんの役者としての一面にスポットを当てていきたいと思います。
中川大志さんの演技力に関しては「上手い」という意見も「下手」という意見もありますが、
果たしてどちらの評価が正しいのか、役者としての魅力とともに見ていきます。
中川大志の役者としての魅力
中川大志さんの強みは芸歴の長さでしょう。
中川大志さんのルックスの雰囲気からすると、いかにも「原宿でスカウトされて、戦闘物のヒーローを経た新しいイケメン俳優」といった感じがするのですが、実は中川大志さんは子役出身者なのです。
中川大志さんが俳優デビューしたのは、2009年のドラマ『わたしが子どもだったころ 沢村一樹編』であり、沢村一樹さんの子供時代を演じました。
それから、2011年には、朝ドラ『おひさま』の須藤春樹役や、NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の細川光千代役を演じ、子役として着実に実力をつけていきました。
その後も『平清盛』では源頼朝役や『真田丸』では豊臣秀頼役を演じ、大人ばかりの現場の中で難しい役どころを堂々と演じました。
その後、2018年の『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の馳天馬役や『覚悟はいいかそこの女子。』の古谷斗和役で、若い女性の気持ちをがっちりと掴み、一気に知名度を上げました。
中川大志さんが女性受けするルックスの正統派イケメンであることやキラキラした学園ものに相次いで出演していることから、演技を勉強中のイケメン俳優に見えてしまいがちですが、
実際の中川大志さんは落ち着いた演技も得意な実力派俳優であるという側面を色濃く持っておられます。
身長が高く、顔立ちは端正、完璧なルックスに加え、経験で培った確かな演技力を備えている中川大志さんは、次世代のエースと言うべき存在です。
中川大志の演技力の評価/上手い?下手?
中川大志さんの演技が上手いのか下手なのか…言うまでもなく、同世代の俳優さんと比べれば上手いに決まっていると思います。
また、中川大志さんは、俳優の仕事に対して非常に熱心に取り組んでいて、共演者からも真面目だと評されることが多いようです。
お芝居への熱心な姿勢が、ますます彼の演技の才能を磨いていると言われています。
上手いという評価について
中川大志さんは学園モノによく出演されていますので、似たような役を繰り返ししているように思われているかもしれませんが、そういうわけではありません。
作品によって全く異なる顔を見せています。
中川大志さんの演技力が評価された作品をいくつか紹介したいと思います。
★映画「きょうのキラ君」
中川大志さん演じる主人公のキラ君は、学校一のモテ男だけれども、ある重大な秘密を抱えており、一見友達が多くて明るいキャラクターなのですが、時折憂いのある表情を見せます。
やがて彼は、飯豊まりえさん演じる女子に恋をして、ときめいたり嫉妬したり泣いたり、さまざまな表情を見せるようになり、その様子がとってもかわいくてキュンキュンが止まりません。
★映画「四月は君の嘘」
山﨑賢人さん演じる主人公の幼なじみの役を中川大志さんは演じました。
サッカー部に所属し、運動神経抜群で女子にモテモテという役どころですが、いつも冷静に物事を判断することができる大人な面も持ち合わせており、悩んでいる主人公を支えています。
現実離れしたキザなセリフも次々と飛び出すのですが、中川大志さんの表情や台詞回しがナチュラルなので、違和感を感じることはありません。
★映画「坂道のアポロン」
知念侑李さんや小松菜奈さんと共演したこちらの作品で、中川大志さんは茶髪で荒っぽい青年というご本人とはかけ離れた役どころに挑戦しました。
また、ジャズドラムの演奏シーンもあり、改めて中川大志さんの演じる役どころの幅広さを世に知らしめました。
★ドラマ「監獄学園- プリズンスクール-」
こちらの作品では、ぶっ飛んだ三枚目のキャラクターを演じています。
中川大志さん演じる主人公たちは、女子風呂をのぞこうとした罪で、学園を支配する“裏生徒会”によって一か月の謹慎生活を強いられるというストーリーなのですが、
全裸で女子風呂に入れられたり、ムチで打たれたりするシーンまであるのだそうです。
爽やかでかっこいい役だけではなく、体を張った思い切った演技にも、全力で取り組んでおられます。
★映画「ReLIFE リライフ」
外見が大人っぽく見られることが多い中川大志さんですが、この作品では、撮影当時17歳だった中川大志さんが、無職の27歳の男を演じたことで話題になりました。
髪の毛をボサボサにし、無精ひげを生やした姿はなんの違和感もなく27歳に見えました。
そんな主人公は見た目だけ10歳若返る薬を飲んで、1年間だけ高校生活をやり直すことになります。
見た目は17歳、中身は27歳という難役を中川大志さんは見事に演じきりました。
下手という評価について
中川大志さんの演技力に関して、下手という評価は見つかりませんでした。
中川大志さんの検索キーワードに「演技 下手」というのがヒットするのですが、具体的な口コミはありません。
中川大志さんは、よく福士蒼汰さんに似ているということで話題になります。
福士蒼汰さんが「演技 下手」と評価されることが多いので、そのイメージで、中川大志さんも「下手なのかな?」と勘違いされるのかもしれません。
まとめ
中川大志さんは俳優として有能なだけではなく、その人柄も評価されています。
auのCMのときの「こますぎくん」やバラエティ番組のLIFEで見せるような笑いを追求するときのセンス高さも中川大志さんの大きな魅力です。
あれだけのイケメンにもかかわらず、ユーモラスだなんて最高ですよね。
演技が上手くて、しかもおもしろいたなんて、すばらしいと思います。
今後、中川大志さんのドラマや映画での活躍は、さらに増えていきそうな予感があります。
【関連記事】
花のち晴れの動画はHuluやNetflixでも配信されている?無料視聴できるサイトでオススメは?