SM対策室では、牧野巴たちが頑張って調査した手柄をいつも厚労に持っていかれてしまうということが、以前より問題になっていました。
つまりSM対策室のメンバーの中に裏切り者がいるということになるのですが、それは一体誰なのでしょうか?
今回は、裏切り者が誰なのかを予想していきたいと思います。
インハンド SM対策室に裏切り者が!?
サイエンス・メディカル対策室室長・網野肇が「俺たちの手柄をいつも厚労に持っていかれるのがどうしても納得できない」と言っており、内通者がいると考えてるみたいです。
10話でも、相羽村でエボラ感染者が出たことを網野より早く危機管理監たちに知らせた人物がいる感じでした。
インハンド 裏切り者は誰なのか予想
では、SM対策室のメンバーの中に裏切り者はいるということなので、SM対策室のメンバーをひとりずつ見ていこうと思います。
そして、裏切り者である可能性を★の数で表したいと思います。
裏切り者候補①紐倉哲
紐倉哲をSM対策室のメンバーだと言うのかどうかということは別にして…。
牧野巴が、紐倉哲が厚労の瀬川と一緒に居るところを見てしまい、気にするシーンがありましたが、
その件に関しては紐倉哲から後日説明があったので、牧野巴も安心した顔をしていました。
しかし、紐倉哲は、第3話で怪しい国際的人体ブローカーの小林という男とやりとりしている姿が描かれていました。
この男は、パナシアンビューティーという怪しい治療に関わっていましたね。
パナシアンビューティーは小林から血を買い付け、美容の為に違法に輸血をした結果、ヤコブ病に感染してしまう人が出てしまいました。
そんな小林を紐倉哲は、政府の捜査が入ってくる寸前に察知し、逃してあげたことがあります。
紐倉哲には、裏組織の人と繋がっているような少し謎に包まれている部分もありますので、可能性は0ということはないと思います。
裏切り者候補②高家春馬
高家春馬は、SM対策室のメンバーとは、言えないと思いますし、いつかは「国境なき医師団」で働きたいと願う生真面目で使命感あふれる医師だった彼です。
裏切り者の可能性はほとんどないかと思われます。
裏切り者候補③牧野巴
紐倉哲の動向を気にしたり、何事もなかったときにはホッとしたり、牧野巴のそういった姿は、何度も描かれてきました。
紐倉哲、高家春馬、牧野巴は三人ともこのドラマの主人公であり、それぞれの目線で、
「インハンド」のストーリーを追ってきたつもりなので、ここで牧野巴が実は秘密裏に動いていた!という展開は考えにくいとは思います。
実は牧野巴が出世のために情報流してた!って方が視聴者をびっくりさせることができますし、スリリングですけど、メイン3人のドロドロしたところは見たくはないですね。
「菜々緒さん、やっぱり悪女だったー!」というオチも笑えないです。
9話のラストで、相羽村を出るために心配そうな泣きそうな顔をしながら車を走らせ、紐倉哲と高家春馬の無事を祈る牧野巴の表情に嘘はないと信じたいですね。
裏切り者候補④子柴隼人
視聴者の誰もが、「裏切り者って、そりゃ御子柴でしょ」と思っているでしょうね。
キャスト的にオリエンタルラジオ藤森さんくらいしか怪しい存在がいないのではないでしょうか。
公式ホームページで御子柴隼人のプロフィールを確認すると、厚生労働省を経て、
経済産業省へ異動、そして内閣官房サイエンス・メディカル対策室へ出向となった、と書いてあります。
しかも、上司や強者になびく分かりやすい風見鶏キャラで、官僚気質で、数字に強く、調査能力に長けているのだとか。
これはもう、厚生労働省の医政局長・瀬川と繋がっている可能性は大です。
9話で網野室長が牧野巴に電話で「俺の思った通りだ。この中に裏切り者がいる」話しているシーンがありましたが、その時の網野室長の視線が御子柴の方を向いているという声も上がっていました。
ただ、御子柴隼人が裏切り者だった場合、展開が見え見えすぎていて、意外性に欠けるとは思いますね。
裏切り者候補⑤熊谷美緒
内閣官房サイエンス・メディカル対策室の一員である彼女。真面目なメガネ女子という印象です。
牧野巴と同様、依頼された仕事はきっちりこなしますが、時々上司に物申すこともあり、マイペースで周りに流されない強さもある女性です。
ここまで目立った動きはありませんでしたが、最終回にきて、突然スポットが当たるということもあるかもしれません。
裏切り者候補⑥城田幸雄
内閣官房サイエンス・メディカル対策室の一員として、熊谷と共に、牧野や御子柴の補佐をしています。
熊谷美緒以上に目立たない存在ですので、実は裏切り者だったという展開は想像できないですね。
もしかしたら、熊谷と城田の二人で、情報の横流しをしていたというようなこともあるかもしれません。
裏切り者候補⑦㈯網野肇
網野肇は、内閣官房サイエンス・メディカル対策室の室長で警察庁からの出向で来ています。
大きな問題を起こさず平穏無事に過ごしていればそのうち本庁に戻れると考える現状維持派で、
自ら問題に首を突っ込む必要はなく、何か問題が起こった時に対応すればいいと考えています。
そのため、成果を上げて一秒でも早く外務省に帰りたい前のめりな牧野巴とは毎回言い争いが絶えないのですが、
なんだかんだで網野肇は、そんな牧野巴のことを頼もしく思っているような感じがします。
口では「首をツッコむな」と牧野巴に言っていますが、どこかで「どうせやっちゃうんだろうな」とあきらめているようなところもあり、
無事解決されれば、たとえ手柄を厚労省にとられたとしてもうれしそうにしているように見えます。
第9話では、SM対策室で、やっと手に入れた厚労省の作ったBSL4の書類をみんなで見ていましたが、
そこに記載された建設予定地は土砂崩れが起きた場所でしたが、一切書かれていませんでしたね。
法令で決められている件ですが、厚労省がデータ改ざんを行ってると推測されました。
そこで網野肇は、「スパイがいる。それは紐倉かもしれない。」と話していました。
そんな網野肇が、実は裏切り者だった〜ということになれば、ストーリー的に破綻しているような気もしますが、
善人の役も悪人の役も自由自在な光石研さんですから、くるっと違う顔を見せるという展開もありえるかもしれません。
まとめ
今回は、最終回を目前に「インハンド」の裏切り者を予想してみました。
「あーやっぱり」の展開になるのか「うそだろっ!」の展開になるのかはわかりませんが、私たちが見ていて納得のできるものであればいいなと思います。
→インハンド 最終回のネタバレ予想【原作未読者目線での結末考察】
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