実力派俳優として現在ではかなり有名になった滝藤賢一さん。
あの半沢直樹ブームで一気に知名度があがった遅咲きの俳優さんではありますが、今では主演に近い役どころを任されることも少なくありません。
今回は、そんな滝藤賢一さんの役者としての一面にスポットを当てていきます。
滝藤賢一さんの演技力に関しては「上手い」という意見意見が多く寄せられています。
今回は、滝藤賢一さんの役者としての魅力を滝藤賢一さんのお芝居に対する姿勢ともに見ていきたいと思います。
滝藤賢一の俳優としての魅力
簡単な滝藤賢一さんのプロフィールと経歴を紹介したいと思います。
★プロフィール
読み方 たきとう けんいち
生年月日 1976年11月2日
出生地 愛知県名古屋市
身長 177cm
体重 62kg
シューズ 27cm
血液型 O型
職業 俳優
活動期間 1998年~
配偶者 既婚
所属劇団 無名塾(1998年~2007年)
事務所 エージェントオフィスタクト
★テレビドラマ出演作品
『外事警察』
『龍馬伝』
『梅ちゃん先生』
『カラマーゾフの兄弟』
『半沢直樹』
『俺のダンディズム』
『ドクターX~外科医・大門未知子~』
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』
『半分、青い。』
『花のち晴れ~花男 Next Season~』
『探偵が早すぎる』
『東京独身男子』
★受賞歴
第68回日本放送映画藝術大賞優秀助演男優賞「半沢直樹」
第7回「ペアレンティングアワード」 パパ部門受賞(2014年)
第2回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」助演男優賞「破裂」
滝藤賢一さんの演技力から考えると、もっとたくさんの賞を受賞されているイメージでしたが、私が考えていたよりは受賞歴が少ないように感じました。
演技派でクセの強い役が得意な滝藤賢一さんですが、トーク番組で見せる顔は、とっても気さくで個性的で、トークが面白い方でした。
同時に、とても謙虚でシャイな雰囲気もしてとっても魅力的でした。
プライベートでは、4人の子どものお父さんであり、家庭をとても大事にしておられるというところも好印象です。
滝藤賢一さんは、役者としても、人としても深みのある素敵な男性です。
滝藤賢一の高い演技力が培われたルーツ
様々なドラマや映画に出演し、その演技力で人々を魅了する滝藤賢一さん。
彼の演技はカメレオンの如く、役によって色が変わると言われております。
滝藤賢一さんが俳優を目指すきっかけとなったのは「バレット・バレエ」と言う映画のオーディションに合格したことでした。
当初は映画監督になりたいと志し、上京していたのですが、映画で演技をすることに魅了され、俳優を目指すことになりました。
その後は俳優養成所の「無名塾」に所属し、舞台俳優として活動しておられました。
無名塾はへの入塾審査が非常に厳しく、
倍率も高いため、「劇団の東大」と呼ばれるほどです。
難関である入塾審査を乗り越えた滝藤賢一さんには元々役者としての才能が備わっていたのかもしれませんが、
どんな役でもこなしてしまう彼の演技力は、演技に対するストイックな思いによって磨き上げられた物だと思います。
滝藤賢一さんの高い演技力は10年間所属していた無名塾で培われた物であり、若い頃に長い下積みを経験したからこその演技力なのだと思われます。
滝藤賢一の演技力の評価/上手い?下手?
上手いという評価について
滝藤賢一さんは、ワンシーンの出演であっても徹底的に役作りをされるそうです。
2014年9月7日放映の「情熱大陸」では、そんな滝藤さんのストイックな役作りのプロセスが紹介されました。
自分が演じるその役は、他人であってまったくわからないわけだから、徹底的にリサーチする、徹底的にその役の、その状況での心理状況を分析する…
滝藤賢一さんの台本の余白には、自分で調べた現場の状況やその状況における心理的分析など元の台本と同じくらい大量のメモを書きこまれておられました。
その時には、その役を演じる際の呼吸のタイミングまでも決めてしまうのだそうです。
滝藤賢一さんは、映像には登場しない、現場までの道のりにいたるまで、関連する本を読破したり、
関係者を取材したりしながら、現場の状況や与えられた役のイメージを固めていかれます。
監督とも話し合いを重ね、壮大で具体的な物語のイメージを固め、それを演技の土台としてらっしゃるのだそうです。
また、滝藤賢一さんは、新しい役の台本を貰うと、役を想像しきる所から始めるのだそうです。
自分の演じる役以外のセリフをも覚えてしまう等のストイックなエピソードも存在しています。
あるドラマに末期癌患者の役で出演した際には、登場は1話だけだったにも関わらず、10kgの減量を実行して、その役に臨まれたのだそうです。
そんな滝藤賢一さんですから、たったワンシーンだけの出演であっても、役を分析し、登場する短い時間の間での感情の移ろいを見事に演じ分けていくことができます。
むしろワンシーンだけの登場であるからこそ、それだけで成果を出さなくてはならないと滝藤賢一さんは語っています。
分析する。考えぬく。そうした作業を、どんな小さな役に対しても、滝藤賢一さんはけっして怠ることはありません。
このような演技に対するストイックな姿勢が演技力をますます磨け上げたと言っても過言ではありませんね。
滝藤賢一のお芝居は、自然でありながら独特、圧倒的なリアリティある演技が好評ですが、
滝藤賢一さんの演技に対する姿勢を見ていますと、その所以がわかってきます。
下手という評価について
滝藤賢一さんに関して、演技が下手という評価は見つかりませんでした。
滝藤賢一さんは、実際、演技が上手いですし、また嫌われたり嫉妬されたりするタイプでもないので、誹謗中傷のようなものも見つかりませんでした。
しかし、それは裏を返せば、まだ滝藤賢一さんは、主演俳優さんの中では十分な存在感がないということかもしれませんね。
今後、どんどん大きな役をされるようになっていかれると思いますので、さらに注目されるようになることを期待しています。
まとめ
今回は、役によって違った顔を見せる俳優の滝藤賢一さんについて紹介しました。
実力派の俳優さんのホントのガチでうまい演技は、見る人を飽きさせませんし、出演のたびに「今度はどんな演技をされるんだろ?」って楽しみになりますよね。
滝藤賢一さんの無名塾への入塾と言う難関を乗り越えた素質に加え、貪欲に演技力を磨く姿勢が彼をブレイクへと導きました。
家庭ではイクメンパパと言う顔も持つ滝藤賢一さん。
今後の滝藤賢一のますますのご活躍を期待しております。