マギーはマギーでも、今回は女性のマギーさんではなく、オジサン俳優のマギーさんに関する記事ですよ。(笑)
たくさんのドラマに出演する日本を代表する名バイプレイヤーであるマギーさん。
演劇集団「ジョビジョバ」のメンバーとしても有名ですね。
今回は、そんなマギーさんの役者としての一面にスポットを当てていきます。
マギーさんの演技力に関しては「上手い」という意見も「下手」という意見もありますが、
果たしてどちらの評価が正しいのか、役者としての魅力とともに見ていきます。
マギーの役者としての魅力
いよいよ最終回につき、クランクアップしてましたシリーズ!#マギー さん#田中道子 さん
捜査一課の凸凹コンビ!
クールな事件の中に、ホット笑いをありがとうございます!#絶対零度 #あす夜9時 pic.twitter.com/vVqJRGLAZq— 公式・月9『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』 (@zettai_0_mihan) September 9, 2018
マギーさんは、少し怪しさを含んだ役から善人そのものな役まで、さまざまな役を演じてきました。
ですから、マギーさんが登場したときに、今回は主人公の敵なのか味方なのかわからないというところがおもしろいですね。
カッコいいような、いやいや、普通なような、どんなドラマにも馴染みやすい「ちょうど良い」ルックスも人気の秘密でしょう。
マギーの演技力の評価/上手い?下手?
マギーさんは、舞台出身の役者さんですので、一般的なイメージとしては演技は上手いと言われているはずです。
ときに、役柄によっては、イメージと合わないと評価されることもあるようですが、「ハズレ」の少ない役者さんだと思います。
上手いという評価について
マギーさんの演技を高く評価している人の声を紹介します。
「スカーレット」
いつも一緒に飲んだくれていたジョウジさんとの別れ。先輩だったり命の恩人だったり親友だったり、そんな人が死んでしまうのは悲しいよね。でもそこは男同士だから、泣きつくわけにもいかず寂しそうに1人でお酒を飲む姿がグッときました。
常治が段々と弱っていくのを耐えられず「ジョーさんの変わりに飲んでいるんや」とお酒をあおる姿に、常治に対する愛情と病気になった(常治に対する)悲しみを感じました。
真夜中に松茸を取りに行って、常治の最後に間に合って本当に良かった、って思います。
いかにも人柄が良さそうで、田舎の小さな雑貨店の店主という雰囲気抜群。奥さん役の財前さんとも、長い間夫婦やってますという空気感が出ていて良い感じ。キミちゃんのお父さんみたいなどうしようもない酔っぱらいを、いつも嫌な顔もせず根気よく面倒をみてあげて、いい人なんだろうなぁとちょっと癒される存在ですね。
常治や喜美子家族にいつも親切にしてくれる、優しい感じがマギーさんから滲み出しています。
どちらかと言うと奥さんのお尻に敷かれていそうですが、奥さんの隠し事(マツのへそくり)に焼きもちを焼いたりして、とっても奥さん思いなのも良かったです。
喜美子の父(北村一輝)と飲み屋で「きみちゃん、就職おめでとう!」と盛り上がりながら、一転して就職がなしになってしまったときの演技が良かったです。喜美子の父に「(就職の)話なくなると思っていたんですわ、な!」と同意を求められて、あいまいにうなずきながら下を向くシーンがとても自然で、あの場面にリアリティを与えていたように思いました。
喜美子の父親(北村一輝さん)に世話を焼いたり一緒にお酒を飲んだりといったやりとりが面白く、昭和の時代によく見られた「お父さん」の雰囲気が出ていると思います。一家の大黒柱ながらついつい奥さん(財前直見さん)の意見を聞いてしまうところなどは、マギーさんの柔らかい雰囲気と相まって、「優しいけどちょっと頼りないお父さん」といった感じで好感が持てます。
世界観にマッチしているマギーさん。昭和の男の人ってなんであんなにガニ股だったんだろう(笑)小柄でガニ股がこのドラマにあっているんだなー。七三も似合うし、親戚のおじさんを思い出します。とても懐かしい感じがします。
「99.9」
シーズン1から引き続き和むキャラを演じていたと思います。
そこまで出番が多いわけではないですが、画面にうつっただけで
ホッとするような安心感がありました。
相変わらず子供思いの良いパパで、あのチームの中での
癒しキャラになっていたと思います。
初めは全然印象に残ってなかったのですが、異様にテンションの高い斑目法律事務所のメンバーのなかで、いつもニコニコ、いいパパさんぶりを発揮しているマギーさんの存在にホッとさせてもらってました。そういう意味では、馬場園梓さんもよかったです。この2人いてこその、いいバランスでした!
前回同様に脇役でしたけど、家庭と子供を大切にしている感じが見た目とピッタリ合っていて良いと思います。今回は子供も大事だけど仕事を優先しつつある所がまた理想の男性像でより良く感じます。もう少しセリフなどが増えてもおかしくない俳優さんだと思います。
下手という評価について
少数ではありますが、マギーさんの演技が少し残念だと感じた人もいるようです。
「99.9」
子供のためとはいえ仕事場で踊りの練習をするのはいかがなものかと思います。忙しいはずなのに随分自由だなと不思議です。前のシーズンではパリッとした印象があっただけに腑抜けたパパって感じになっていていいところが少なかったように感じます。
子供思いのパパの顔となるシーンに微笑ましくなり、他の演者さんとの掛け合いがユニークで面白いのですが、どうしても個性的なキャラである明石役の片桐仁さんが目立ってしまって、影が薄くなってしまっているのが少し私は残念に思っています。
まとめ
今回は、マギーさんの演技力に関する情報をまとめました。
マギーさんはそれほど目立たないかもしれませんが、日本のドラマに欠かせない唯一無二の役者さんだと思います。
これからもたくさんのドラマを盛り上げていってほしいですね。